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CAEを用いた解析の手順

静的解析流れ

  • パートの作成
  1. パート 形状を作成
  2. 材料特性 構成式を作成する
  3. 要素特性 どのパートにどの材料を使用するか決める
  4. パート⇒要素特性割当 要素の選択を行う
  • 解析条件の設定
  1. アセンブリ⇒インスタンス パートで作成した形状を結合して1つのモデルを作成する.
  2. ステップ
  3. フィールド出力要求 出したい値をチェック
  4. 履歴出力要求 残しておきたい履歴をチェック
  5. BCs 境界条件の設定
  6. 荷重 荷重の設定,変位制御の場合は不要
  • メッシュの生成
  1. パート⇒メッシュ
  2. メッシュ⇒要素タイプ⇒選択
  3. シード⇒パート メッシュを生成するための種を生成.
  4. メッシュ⇒パート

動的解析流れ

  • パートの作成
  1. パート 形状を作成
  2. 材料特性 構成式を作成する ⇐密度を忘れず
  3. 要素特性 どのパートにどの材料を使用するか決める
  4. パート⇒要素特性割当 要素の選択を行う
  • 解析条件の設定
  1. アセンブリ⇒インスタンス パートで作成した形状を結合して1つのモデルを作成する.
  2. ステップ ⇐ダイナミックに変更
  3. フィールド出力要求 出したい値をチェック
  4. 履歴出力要求 残しておきたい履歴をチェック
  5. BCs 境界条件の設定
  6. 荷重 荷重の設定,変位制御の場合は不要
  • メッシュの生成
  1. パート⇒メッシュ
  2. メッシュ⇒要素タイプ⇒選択要素タイプをexplicitに変更
  3. シード⇒パート メッシュを生成するための種を生成.
  4. メッシュ⇒パート

軟化計算

軟化する材料を使用する場合,RICS(弧長法)を用いても収束が良くない場合がある. Explicitを用いるとある程度,軟化挙動が終える.ただし,Explicitでは使える構成式がStandardと異なるので注意が必要である. 詳しくはマニュアルを参照されたい.

流れ(静的解析から動的解析にする場合)

  1. 周波数計算を行うため,ステップを摂動,Frequencyにする.
  2. もっとも低次なモード(剛体移動や回転は除く)の固有周期を計算する.これをTとする.
  3. メッシュをExplicitとする.
  4. ステップをexplicitにする.時間はTの10倍から50倍程度が良いらしい.マニュアルより.
  5. 境界条件をなめらかな荷重で与える.ステップで与えた時間と同じ値で解いたらうまくいったが,適切な値はよく分からない.
  6. ジョブを倍精度にする.
  7. 計算.結構時間がかかる.破壊した場合(ポキッと折れるような場合)はタイムステップが細かくなるので注意が必要.
abaqus.txt · 最終更新: 2010/04/30 18:02 by saito
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