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fortran:pardiso

pardisoインストール手順(2016/8/18 現在)

pardisoはMKLで使うことが多いと思うが,オリジナル版も無償で使える. 以下はMKL版ではないことに注意.

スパコンでお世話になっている,pardisoさんですがメンテナンスで使えない時には,ローカルで使いましょう. pardiso公式サイト(http://www.pardiso-project.org/)でアカデミックライセンスが一年間利用できます.

①ダウンロード

user name 記入欄は.

whoami

のコマンドをterminal上で実行し確認してから入力すること. ※メールアドレスは大学のものを使用(.com)のメールアドレスははじかれます. 自分のパソコンにあったライブラリをダウンロードする. 最新のgfortran用のものをダウンロードすれば間違いないはず…

②ライセンスファイルの作成

pardisoさんからメールでライセンスキーが送られてくる. pardiso.licというファイルを作り,ライセンスキーを書き込んで保存. 適当な場所に保存する.(後で環境変数の設定をするので,場所は覚えておこう.)

③環境変数の設定&ライブラリの安置

①でダウンロードした .soファイルを

/usr/lib

あたりに移しておく. ライセンスキーの環境変数の設定を以下のコマンドで行う.

export PARDISO_LIC_PATH=/home/pardiso

.bashrcに書き込まないと,その都度terminalでコマンドを打つ必要があるので注意. これで準備完了!

④コンパイラオプション

コンパイル時はこんな感じのコマンででいけるはず

gfortran samp.f -lpardiso500-GNU481-X86-64 -fopenmp -lpthread -lm -llapack

じゃぁ,頑張ってねー

注意点

以下のプログラムを実行すると,phase=-22の逆行列の計算が出来なかった.実行するとエラーが出る. http://www.pardiso-project.org/manual/pardiso_sym.f

MKLのpardisoとサブルーチンの引数が異なるので注意が必要である.

fortran/pardiso.txt · 最終更新: 2017/10/03 12:55 (外部編集)