pardisoはMKLで使うことが多いと思うが,オリジナル版も無償で使える. 以下はMKL版ではないことに注意.
スパコンでお世話になっている,pardisoさんですがメンテナンスで使えない時には,ローカルで使いましょう. pardiso公式サイト(http://www.pardiso-project.org/)でアカデミックライセンスが一年間利用できます.
user name 記入欄は.
whoami
のコマンドをterminal上で実行し確認してから入力すること. ※メールアドレスは大学のものを使用(.com)のメールアドレスははじかれます. 自分のパソコンにあったライブラリをダウンロードする. 最新のgfortran用のものをダウンロードすれば間違いないはず…
pardisoさんからメールでライセンスキーが送られてくる. pardiso.licというファイルを作り,ライセンスキーを書き込んで保存. 適当な場所に保存する.(後で環境変数の設定をするので,場所は覚えておこう.)
①でダウンロードした .soファイルを
/usr/lib
あたりに移しておく. ライセンスキーの環境変数の設定を以下のコマンドで行う.
export PARDISO_LIC_PATH=/home/pardiso
.bashrcに書き込まないと,その都度terminalでコマンドを打つ必要があるので注意. これで準備完了!
コンパイル時はこんな感じのコマンででいけるはず
gfortran samp.f -lpardiso500-GNU481-X86-64 -fopenmp -lpthread -lm -llapack
じゃぁ,頑張ってねー
以下のプログラムを実行すると,phase=-22の逆行列の計算が出来なかった.実行するとエラーが出る. http://www.pardiso-project.org/manual/pardiso_sym.f
MKLのpardisoとサブルーチンの引数が異なるので注意が必要である.