====== Remote側 ======
以下,リモート側(スパコン)の設定の話
===== numdiff =====
数字を値として判断してくれる便利なdiff.
絶対差や相対差が指定でき,その差の中に収まっていれば同一とみなしてくれる.
スパコンに numdiff は入っていないので取ってくる必要がある.
[[http://www.nongnu.org/numdiff/]]
tar xzvf numdiff-5.8.1.tar.gz
cd numdiff-5.8.1
./configure --prefix=$HOME
デフォルトだとコンパイラがiccになっているが,iccのままmakeするとときどきabortするnumdiffが出来上がったので,
特別な理由がなければgccに変えた方が良いかも.
Makefile のファイルを以下のように修正.
CC=gcc
その後は,makeしてインストールする.
make
make install
すると,$HOME/bin/numdiff の出来上がり.
===== bashrc =====
履歴を共有する.
export HISTCONTROL=ignoredups:erasedups # no duplicate entries
export HISTSIZE=100000 # big big history
export HISTFILESIZE=100000 # big big history
shopt -s histappend # append to history, don't overwrite it
# Save and reload the history after each command finishes
export PROMPT_COMMAND="history -a; history -c; history -r; $PROMPT_COMMAND"
====== Local側 ======
===== paraview(その1) =====
以下,ローカル(手元のパソコン)の設定
debinaでnvidiaのドライバを入れていたらglx関係で動かないアプリケーションがある.
こんなエラーが出る.
X Error: GLXBadContext 140
Extension: 155 (Uknown extension)
Minor opcode: 5 (Unknown request)
Resource id: 0x300068e
X Error: 0 0
Extension: 143 (Uknown extension)
Minor opcode: 26 (Unknown request)
Resource id: 0x0
対策方法としてはiglxを利用するのだが,以下のように設定すると一応うまくいった.
まず,gdm3ではうまくいかなかったので,lightdmに切り替える.
sudo apt-get install lightdm
インストール時にgdm3とlightdmどっちと効かれるので,lightdmを選択する.
/usr/share/lightdm/lightdm.conf.d/50-xserver-command.conf を作成し,以下を記述
[SeatDefaults]
# Dump core
xserver-command=X -core +iglx
これでリブートしてログインしなおせば,OK.
lightdmで window manager を選択するときは画面右上のプルダウンから選択する.
===== paraview(その2) =====
Exceed_onDemand_Clientでparaviewを使おうとすると,うまく行かないが,
普通にsshでXをフォワードするとうまく行った.
ssh s50206@laurel.kudpc.kyoto-u.ac.jp -X
してから,
module load paraview
paraview &
でOK.
===== WindowsのExceed onDemandで英語キーボードを使う =====
デフォルトでは,手元のキーボードが英語キーボードでも入力が日本語キーボードになる.
英語キーボードにするには,Exceed onDemandでログインし,Xconfigの設定をするところで,
メニューバーから 編集 => Xconfig Manger を選択
Passive.cfgをコピーし,適当な名前を付けて編集する.
編集するのはキーボードファイルでus.kbfに変更すれば英語キーボードで入力可能になる.
===== Exceed onDemandを使う =====
こんなエラーが出たら,
Exceed_onDemand_Client_8/eodxc: error while loading shared libraries: libgtk-x11-2.0.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
Exceed_onDemand_Client_8/eodxc: error while loading shared libraries: libpangoxft-1.0.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
Exceed_onDemand_Client_8/eodxc: error while loading shared libraries: libpangox-1.0.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
32bit版のパッケージを入れてあげる.
sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt-get update
sudo apt-get install libgtk2.0-0:i386
sudo apt-get install libpangoxft-1.0-0:i386
sudo apt-get install libpangox-1.0-0:i386
パスワードは利用承認書に書いてあるもの.
ログイン時に使うものではない.
tar.gzのファイル解凍後にeodxcが起動しない場合はローカル端末を再起動してもう一度eodxcを起動してみる.
===== aliasの使い方 ======
aliasを用いて,任意のコマンドでExceed onDemandを開く方法
~/.bashrc に以下を追記する.
alias eodxc='~/Exceed_onDemand_Client_8/eodxc'
(Terminalを開き直し,)"eodxc"と打つと"~/Exceed_onDemand_Client_8/eodxc"を実行してくれるので,どこからでも起動可能で幸せ
===== Filezillaを使う =====
まずFilezillaをインストールする.
sudo apt-get install filezilla
ローカルでfilezillaを立ち上げ、編集=>設定=>SFTPで鍵ファイルを追加する。
Filezillaで隠しフォルダを表示させたい時は、右クリックでチェックを入れる.
一度スパコンにログインしたことがあれば、.sshの下にid_rsaがあるはずなので、これを追加。
ファイル形式はppkに変換される。
ppkファイルの保存場所はどこでも良いが、.sshの下に置いておけば良いのではなかろうか。
公開鍵認証の追加を忘れない。
Filezillaを開き,[ファイル]→[サイトマネージャー]で新規サイトの名前をlaurelに変更する.そのサイトのホストに下記のものを打ち込む.
laurel.kudpc.kyoto-u.ac.jp
プロトコルはSFTP.ログオンの種類は通常.ユーザーは,b◯◯◯◯◯的なもの.パスワードは利用申請書に書いてあるもの.
===== Xを使う =====
mapleのXを使うときは、普通のssh -X では繋がらないらしい.
emacs は 普通のsshで大丈夫。
Exceed on Demand をインストールする.
http://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual/ja/install/eod
ローカルの端末でlaurelに接続
ssh b59999@laurel.kudpc.kyoto-u.ac.jp -L 5500:laurel.kudpc.kyoto-u.ac.jp:5500 -X
ローカルに別の端末を開き,eodを立ち上げる.
Exceed_onDemand_Client_8/eodxc
接続の設定はこんな感じ.
host localhost
account b59999
passwd
Xstart Japanese_Gnome_Terminal.xs
Xconfig Passive.cfg
エラーが出たらXstart,Xconfigをそれぞれもう一度選びなおすとよい.
alias eodxc='~/Exceed_onDemand_Client_8/eodxc'
としておけば幸せになれる.