この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
debian:jessie [2016/08/18 15:35] kusachi |
debian:jessie [2018/02/19 11:22] (現在) saito |
||
---|---|---|---|
ライン 1: | ライン 1: | ||
- | ====== jessie ====== | + | ====== Jessie (version 8) ====== |
基本的にはwheezyと同じ. | 基本的にはwheezyと同じ. | ||
ライン 54: | ライン 54: | ||
</code> | </code> | ||
- | ===== evince ===== | + | ===== evinceで明朝体がでない ===== |
何もしないとevinceは明朝体を表示しない. | 何もしないとevinceは明朝体を表示しない. | ||
以下を参考にファイルを作成する. | 以下を参考にファイルを作成する. | ||
ライン 64: | ライン 64: | ||
そんなときは,Alt+右クリックでサイズ変更可能. | そんなときは,Alt+右クリックでサイズ変更可能. | ||
- | ===== pardisoインストール手順(8月18日現在) ===== | + | ===== evinceのウィンドウが扱いにくい ===== |
- | スパコンでお世話になっている,pardisoさんですがメンテナンスで使えない時には,ローカルで使いましょう. | + | デフォルトではevinceのサイズ変更が簡単ではないので,evince特有のウィンドウ表示をオフにする. |
- | pardiso公式サイト([[http://www.pardiso-project.org/]])でアカデミックライセンスが一年間利用できます. | + | そのために,gtk3-nocsd が必要であるが,jessieには入っていないので以下のようにする. |
- | === ①ダウンロード === | + | |
- | user name 記入欄は.<code bash>whoami</code>のコマンドをterminal上で実行し確認してから入力すること. | + | まず,/etc/apt/apt.conf.d/99target を作成し,以下を記述. |
- | ※メールアドレスは大学のものを使用(.com)のメールアドレスははじかれます. | + | <code> |
- | 自分のパソコンにあったライブラリをダウンロードする. | + | APT::Default-Release "stable"; |
- | 最新のgfortran用のものをダウンロードすれば間違いないはず… | + | </code> |
- | === ②ライセンスファイルの作成 === | + | そして,/etc/apt/source.list に以下を追記. |
- | pardisoさんからメールでライセンスキーが送られてくる. | + | <code> |
- | pardiso.licというファイルを作り,ライセンスキーを書き込んで保存. | + | deb http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian testing main contrib non-free |
- | 適当な場所に保存する.(後で環境変数の設定をするので,場所は覚えておこう.) | + | </code> |
- | === ③環境変数の設定&ライブラリの安置 === | + | |
- | ①でダウンロードした .soファイルを | + | それから, |
- | <code bash>/usr/bin</code> | + | |
- | あたりに移しておく. | + | |
- | ライセンスキーの環境変数の設定を以下のコマンドで行う. | + | |
<code bash> | <code bash> | ||
- | export PARDISO_LIC_PATH=/home/pardiso</code> | + | sudo apt-get update |
- | .bashrcに書き込まないと,その都度terminalでコマンドを打つ必要があるので注意. | + | sudo apt-get install gtk3-nocsd |
- | これで準備完了! | + | </code> |
- | ===④コンパイラオプション === | + | でインストール完了. |
- | コンパイル時はこんな感じのコマンででいけるはず | + | |
- | <code bash>gfortran samp.f -lpardiso500-GNU481-X86-64 -fopenmp -lpthread -lm -llapack</code> | + | |
- | じゃぁ,頑張ってねー | + | |
+ | あとは,~/.bashrc に以下を追記する. | ||
+ | <code bash> | ||
+ | export GTK_CSD=0 | ||
+ | export LD_PRELOAD=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk3-nocsd.so.0 | ||
+ | </code> | ||
===== 確認されているバグへの対処 ===== | ===== 確認されているバグへの対処 ===== | ||
fluxbox使用時にnautilus,evinceのウィンドウが固定されてしまう. | fluxbox使用時にnautilus,evinceのウィンドウが固定されてしまう. | ||
このバグがどういうわけかemacsの設定を弄ることで解消したので,その例を記載する. | このバグがどういうわけかemacsの設定を弄ることで解消したので,その例を記載する. | ||
- | Case1: .emacs.elを削除して代わりに.emacs.d/init.elを利用する. | + | - ~/.emacs.elを削除して代わりに ~/.emacs.d/init.elを利用する. |
- | Case2: emacsのversionが24以降であれば,.emacs.d/init.el内のロードパスの追加は不要なので削除する. | + | - emacsのversionが24以降であれば,~/.emacs.d/init.el内のロードパスの追加は不要なので削除する. |
またこれらを実行してもウィンドウが固定される事があるので,その時はfluxboxのrestartをすることで一時的にバグが解消されている. | またこれらを実行してもウィンドウが固定される事があるので,その時はfluxboxのrestartをすることで一時的にバグが解消されている. | ||
====== | ====== | ||
+ | ===== Google Drive から wgetコマンドを使ってファイルをダウンロードする方法===== | ||
+ | <code bash>wget --no-check-certificate 'http://drive.google.com/uc?export=view&id=ID'</code> | ||
+ | IDのところにGoogle Drive上のダウンロードしたいファイルのIDに置き換えてください. | ||
+ | IDは,”ファイルを共有するURLを取得”などで表示することができます. | ||
+ | Option に | ||
+ | <code bash>-O FILENAME </code> | ||
+ | とすると尚良. | ||
+ | |||
+ | ===== File zilla をつかったデータ転送(リモートPCとローカルPC間)===== | ||
+ | ホスト名:リモートPCの番号\\ | ||
+ | ポート:22\\ | ||
+ | プロトコル:SFTPで接続\\ | ||
+ | ログオン:通常\\ | ||
+ | ユーザー名:自分で設定した名前\\ | ||
+ | パスワード:自分で設定したパスワード\\ | ||
+ | 以上でつながります. |