====== inkscape ======
[[http://inkscape.paix.jp/manual/]]が役立ちそう
===== 注意点 =====
枠内に書く.(LaTeXで使うと枠外の部分が消える.不思議)
枠からはみ出してしまったら、[ファイル]-->[ドキュメントの設定]で、「ページを選択オブジェクトにフィット」ボタンを押すと幸せになれます。
透過した色を使用しない(LaTeXでは透過しない.eps?)
inkscape自体のファイルはsvgという拡張子で保存される.
===== ページサイズの変更 =====
* ファイル=>ドキュメントの設定 で設定
* 新規作成するという手もあり。no_bordersで枠無しが利用可。
===== パターン =====
==== 基本的なパターン ====
* 対象を右クリック=>フィル/ストロークを選択=>フィルタブでパターンを選択=>パターンタブからパターンを選択
==== パターンを手作り ====
* [[http://tavmjong.free.fr/INKSCAPE/MANUAL/html/Attributes-Fill-Stroke.html#Attributes-Patterns-Adjusting]]を参照のこと.
- オブジェクトでパターン(模様)を作成する.
- オブジェクト=>パターン=>オブジェクトをパターンに(この時点で作成したパターンはフィル/ストロークで選択可能に)
- 回転やら拡大やらして調整
- 書きたい絵を作って,それを右クリック=>フィル/ストロークを選択=>フィルタブでパターンを選択=>パターンタブからパターンを選択
===== グリッド =====
グリッドの表示
グリッドに合わせる
対応するショートカットキーは#。
しゃれがきいていてよい。
===== 線 =====
線はかなり色々な種類のものを描くことができます。
直線、直角折れ線、フリーハンド、円弧など。フリーハンドの場合は、Smoothingを高めに設定する事で、フリーハンドながらもなめらかな線を描けます。
描いた線の編集は、ツールバー中の[Object]→[Fill and Stroke]です。
[Stroke paint]で色を、[Stroke style]で線のスタイル(太さ、破線、矢印など)を編集します。
8-o Stroke style
* Width: 線の太さ
* Join: 折れ線の場合、折れ部の形
* Cap: 線の端の形(角ばっているか、丸いか)
* Dash: 破線のスタイル
* Marker: Start, Mid, Endがあり矢印の場所とスタイルを選べる。普通の矢印の場合、End Markerを設定すると良い。
==== マーカー(矢印)の色を変える ====
* 線の色を変えても、矢印の色だけ変わらない。
* エクステンション => パスの変形 => マーカーの色をストロークに合わせる を選択
===== ボックス =====
線でもボックスでも、枠の色及び中身の色を別々に設定できます。
編集する図形を選択後、メニューバーのObjectからFill and Strokeを選んでください。(ショートカットキー: Ctrl+Shift+F)
Fillは中身、Strokeは枠(または線)を編集出来ます。
* Fill, Stroke共に色を塗るときにグラデーションをかけたりできます。
* Strokeでは色を変えられる他、線種や太さも設定できます。
===== 文字 =====
日本語は打てるが入力中は見えない.
漢字の変換候補を選ぶときだけ見える.なぜ?
←9.10ではfixされた模様です。
===== TeX =====
extensions->Render->LaTeX formula...でTeXで数式を書いて挿入できる。
中で、/usr/share/inkscape/extensions/texeqsvg.py(Pythonスクリプト)を呼びに行っているようだが、デフォルトで入っているスクリプトにはバグがある(古いpstoeditを使っている?)ので、https://inkscape.svn.sourceforge.net/svnroot/inkscape/inkscape/trunk/share/extensions/eqtexsvg.pyをダウンロードして、元のファイルと置き換えるなりシンボリックリンクをはるなりすればよい。なぜか、$数式$は使えず\[数式\]とする必要があるので注意。
=)どういう訳か、私が愛用しているLinux Mint 8では、デフォルトでinkscapeが入っていて綺麗に数式が入ります。
=) 2010.2.27にインストールしたinkscapeでは問題無くtexで数式入れれます.(Ubuntu9.10 64bit)
:-( 9.10からアップデートした10.04(amd64)ではpstoeditがsegmentation errorを吐くのでうまくいきません....
===== textext =====
デフォルトで入っているInklatexは後から式の変更ができないので,textextを用いる.
textextは編集可能.
wget http://pav.iki.fi/software/textext/textext-0.4.4.tar.gz
tar xzvf textext-0.4.4.tar.gz
cp textext/textext.py textext/textext.inx ~/.config/inkscape/extensions/
textext.pyは編集の必要あり.
http://pascalschulthess.de/inkscape-and-textext-deprecation-warning/ を参照すべし.
pdf2svgをapt-getするとtextext.pyは編集しなくても(エラーは吐くが、)動いた。2012.01.27
エクステンション => textextで編集
===== examples =====
/usr/share/inkscape/exampleにいくつかできあがった*svgファイルが置いてある。習得すればこんなかっこいい絵をかけるようになると思うと、すこしやる気がでるかも。
===== gnuplotでsvgファイルを出力する =====
inkscapeではepsファイルも編集できますが、基本フォーマットはどうもsvgファイルのようです。ウェブサイトなんかではちょくちょく見かける方式です(ex: wikipedia)。
という訳で、gnuplotでsvgファイルとして出力して、inkscapeでエレガントに編集しましょう。
$ gnuplot
gnuplot> plot "hoge.dat"
gnuplot> set isosample 100 # 解像度を上げる: 無くてもよい。
gnuplot> set hidden3d # 陰線を消去する: splotで出力した場合は図が綺麗になります。
gnuplot> set term svg
gnuplot> set output "hoge.svg"
gnuplot> replot
===== オブジェクトを切り抜く =====
適当な四角を作って、オブジェクトの切り抜きたい部分を被覆し、右クリックから「クリップを設定」